滅菌・メンテナンスについて

安心安全!メンテナンスのススメ

日頃のメンテナンスがなされていない器具を「信頼できる器具」と呼べますか?
患者様と機器を扱う全ての人の安全と安心のために、日常のメンテナンスをお勧めします。

メンテナンス不備がもたらす影響

このようなことありませんか?

  • 湿気の多い場所で保管したためサビが発生してしまった
  • ジョイントがガタついているのに使い続けた
  • 切れ味が悪くなったのに使い続けた
  • 消耗部の消耗に気が付かず使いにくいと思いながら使い続けていた

このような現象はどのような影響をもたらすのでしょうか?

湿気の多い場所で保管したためサビが発生してしまった

錆びが目立つ医療機器を患者さんの目の前で使ったり口腔内に入れることは、医院全体のイメージ低下に繋がります。
患者様と医療機器を扱う全ての人の安全と安心のために、日常のメンテナンスは不可欠です。

ジョイントがガタついているのに使い続けた

ジョイントはまったくガタ(緩み)が無いとプライヤーの開閉ができません。
かといってこの「緩み」が大きいと使い勝手が悪くなり、知らず知らずのうちに力技になることが多いようです。
ピンカッターがガタついていると、刃のかみ合わせが狂い、スムーズに切れなくなることがあります。
「力で切る」ことを繰り返し、いつの間にかそのピンカッターは使わなくなった、という経験ありませんか?
こうなるとせっかく買ったプライヤーがもったいないですよね。
日々の点検の際にガタつきに気付いたら修理に出し、いつも状態の良いプライヤーでストレスフリーを目指しましょう。

切れ味が悪くなったのに使い続けた

例えばピンカッター。使い続けて行くうちに徐々に切れ味が落ちてきます。
しかし、常々使っているためなかなか切れ味の低下に気付きにくく、そのまま使い続け、術者のストレスとなることが多いです。
日頃よく使う医療機器ですから、徐々に落ちるパフォーマンスには気付きにくくなっています。
改めてメンテナンスを行なうと商品が本来持つ性能を再認識できることが多々あります。
これにより、術者のストレス軽減につながります。

消耗部の消耗に気が付かず使いにくいと思いながら使い続けていた

それぞれの器具の作業部が、特に消耗が激しい個所です。
中には交換部品を購入し、部品の交換を行なうことで使い勝手が良くなるケースもあります。
バンドリムービングプライヤーの先端チップが消耗すると、咬合面に当てるはずのチップ個所が消耗し、支点とさせにくくなるなどの症状が出ることがあります。
この”消耗”は徐々に進むものなので、日々の診療で「昨日と今日で使い勝手が違う」というふうには気付きにくい場合があります。
日々の点検でチェックを行い、適宜部品の交換を行なうことで、常に使いやすい器具の状態を保つことが安心・安全に繋がる第一歩と考えます。

滅菌方法

一般的にステンレス鋼は「錆びない」鋼材と思われがちですが、正しく表現するならば「錆びにくい」鋼材と言わなければなりません。ステンレスの特性をご認識いただき、長くお使いいただけるよう日常のメンテナンスをお勧めします。

洗浄:目視できる範囲の汚染を洗い流します。

物理的洗浄:用手洗洗浄/超音波洗浄
化学的洗浄:洗浄剤洗浄/超音波洗浄(洗浄剤使用)
(1) 製品に異常がないかを確認してください。異常がある場合は、使用を中止してください。
(2) 洗浄は付着物が乾く前に行ってください。 (乾いた後では十分な洗浄・消毒効果が得られません。)
(3) 洗浄剤は弊社のタスクリーン(タンパク分解・防錆洗浄剤)を推奨いたします。
洗浄剤メーカーの使用上の注意に従ってご使用ください。
(4) 超音波洗浄器は40℃~60℃の水温で行うと効果的です。 また、インスツルメントの詰めすぎは十分な洗浄効果が得られませんのでお避けください。

消毒:人体に有害な微生物の感染レベルを落とす、もしくは死滅させます。

物理的消毒:煮沸消毒/濾過
化学的消毒:消毒剤(薬液)
(1) 消毒後は速やかに乾燥させ、水分を完全に除去してください。また、ジョイントを有する製品には注油をすることをお奨めします。
薬液はインスツルメントの材質に影響を与えにくい「グルタラール製剤」を推奨いたします。インスツルメントに材質の変化を誘発しうる成分を以下にまとめます。この成分を含有する薬剤のご使用はお避けください。
【禁忌薬剤】
次亜塩素酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ポビドンヨード、ホルマリン、フェノール、グルコン酸クロルヘキシジン、機能水(超酸性水、酸化水)、家庭用洗剤

滅菌:全ての微生物を死滅させ、無菌状態を作ります。

物理的滅菌:高圧蒸気(オートクレーブ)滅菌
化学的滅菌:エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌
(1) 滅菌はEOG滅菌、及びオートクレーブ滅菌を推奨いたします。
(2) オートクレーブ滅菌は乾燥温度が132℃以上にならないように設定してください。または乾燥工程を行わずに、自然乾燥させてください。高温の乾燥はインスツルメントの性能を低下させる恐れがあります。個々の製品により耐熱温度が異なりますので、製品情報を確認してから滅菌を行うようにしてください。
(3) アルコール製剤による高圧蒸気滅菌はインスツルメントの腐食や劣化を招きますのでご使用をお避けください。
(4) 滅菌後は、インスツルメントを十分に乾燥させてください。水分が残ったまま長期保管すると十分な滅菌効果が得られないことがあります。また、インスツルメントの腐食や劣化を招きます。

保管

(1) インスツルメントは歯科医療従事者以外の方の手の触れない安全な場所に保管してください。
(2) インスツルメントはサビが発生しにくいよう、湿気の少ない場所で保管してください。
(3) 紫外線殺菌灯付きキャビネットは製品に紫外線が行き届くように配置してください。照射が行き届かない箇所は殺菌効果が期待できません。また、樹脂製品、ゴム製品は変質や劣化を招きますので、紫外線殺菌灯はお避けください。

 

※歯科医療機器のご使用には、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の免許が必要です。
※製品は改良のため予告無く形状、材質等の変更が行なわれる場合がございます。

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